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【感想】二十歳の原点

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こんにちは、留年ちゃんです。

 

新年1冊目の読書は、高野悦子さんの「二十歳の原点」でした。

二十歳の原点 (新潮文庫)

 

 

この本を手に取ったきっかけ

ちきりんさんというブロガーがいます。その方がブログで

人生を変えた一冊 - Chikirinの日記として紹介していたのが、この

二十歳の原点 (新潮文庫)でした。ちきりんさんはこの1冊を読んだことをきっかけに日記を書き始めたそうです。

 

一体どんな日記だったのか、純粋に気になって手に取りました。

 

独り、未熟

この本の代表的なフレーズとして、

「独りであること」、「未熟であること」、これが私の二十歳の原点である。

がある。高野悦子さんが二十歳を迎えた約十日後の成人式の日に書かれた言葉です。

 

この「二十歳の原点」という書籍は、高野悦子さんの二十歳の誕生日から自死に至るまでのおよそ半年間の日記です。この半年間の日記には、高野さんの感じている「孤独さ」「未熟さ」が日々書き連ねられています。読んでいて、苦しくなるほどに。

 

しかし、未熟であることを認め、アルバイトで生計を建てようと努力したり、学生運動へ参加、興味のある分野は本を読んで勉強する等、前に進もうともがいていることが、日記から分かります。

 

孤独であることへ対しては、恋人がほしいとよく書かれています。アルバイト先の人へ恋心がつづられており、恋愛への失望が彼女の自殺につながったのではという考察も多くされています。

 

大学の在り方について

彼女は学生運動を通して、社会や大学の問題について日記で述べています。

 

特に、大学の在り方への問題意識が、今もよく言われる大学生の在り方と変わらず、こんなころから大学という制度は変わっていなかったのかと驚きました。

・大学は労働力を生産するところになっていないか?

・学生は授業料を支払い、学生の身分を得、単位を取得するためだけに授業に出ている。

この疑問を基に、高野さんは大学の授業料を払うことを拒否し、学生運動へ積極的に参加するようになっています。

 

時代背景もあるでしょうが、大学の存在意義に疑問を持ち、行動に移している彼女。

ただ、社会の在り方を受け入れて大学卒業を目指している私。

 

衝撃的でした。しかし、感銘を受け行動に移そうとは全く思えません。時代ですかね。年齢ですかね。年齢と言っても3つ上なだけですけどね。

 

死後に日記が出版されることについて

高野さん自身、詩的なところが多く、詩が世に出ることは喜んでいるかもしれません。

 

同じく日記をノートに書いている身としては、死後に日記を晒されたら、恥ずか死ぬ。いや、もう死んでるんだけどさ。なので、日記は今後どうしようかなと改めて悩みますね。かといって捨てたくもないし、ブログに書くにはしょうもないようなこともたくさんあるから手書きの日記は続けたいし、どうしたもんか。

死にそうになったら自分で捨てるけど、事故死とかだったらどうしようもないよね。困ったなー。

 

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