留年した人のハナシ

留年しちゃったリケジョ、大学卒業しました。SEとして働いてます。

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東京大学入学式の祝辞(上野千鶴子さん)の感想

こんにちは、留年ちゃんです。

ニュースでも話題になっていた、今年の東大入学式の祝辞を読みました。

思うところがいくつかあったので、感想を書きます。

 

平成31年度東京大学学部入学式 祝辞 | 東京大学

 

女子学生は本当に冷遇されているのか?

こちらのブログで言及されているように、大学の女子の合格率に関しては、少し誇張された表現になっている気がしました。
topisyu.hatenablog.com

 

確かに、昨年話題になった東京医大の女子受験生に対する減点措置は、女子差別の一つであると思います。

しかし、他の大学はそうでもないような...東大の女子学生の合格率に対する男子学生の合格率が1.03倍であることも、女性差別が行われている!と紛糾するほどの数字であるとは思えません。

 

医学部では、女性医師の離職の可能性が高いという問題で、女性差別が医学部入試の段階から行われているということでした。しかし、他の学部では職業に直結することのない学問が多く、女子学生を差別する意味がないように思われます。

実際、私の実感では、入試に関しても、就職に関しても、女性が優遇されているのでは?と思う面もあります。とある国立の工業大学では、現在も続けているか分かりませんが、女子学生を増やすために、女子推薦という推薦入試が設けられ、一般入試よりも低い基準で入学することが可能でした。就職の際に教授と面談をすれば「今は女性が優遇されていて、同じ点数の男女が来たら女性を採用するよ」と言われました。就職に関しては真偽は不明ですが、入社後にも人事が「今は女性の管理職が求められている。昇進する際に、男女で同じ成績だったら女性が登用されるだろう」との話を聞きました。

 

これもまた、差別ではないのでしょうか。今は、国際水準で見て、女性の活躍が圧倒的に少ないです。だから、無理やりにでも女性の活躍を増やそうという時期なのでしょう。しかし、同じ成績なら女性を選ぶ、という、「女性だから」加点されるのもまた、間違っていると思います。

 

新たな問題が生まれているのではないでしょうか。

 

社会に還元しなくてはいけない

東大生ひとりあたりにかかる国費負担は年間500万円と言われています。 

これはかなり衝撃的でした。私も国公立大の出身です。私が学ぶために、税金が使われています。 

 

がんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。 

 頑張ったら報われる環境を、先人が整え、大学に投資してきてできた、成功の道だったんですよね。それを社会に還元していかなくてはね。

 

社会に還元、それは自分のためだけに努力するのではなく、周囲になにか与えられる人になるということ。自分のことで精いっぱい、なんて言ってられないな。

 

かくいう私は、大学を活用して学びを得たとは言い難いので、本当に税金の無駄遣い、親の学費の無駄遣いであったと思います。反省、反省。そこは諦めて、ポテンシャルと今後の努力で補っていくしかないですね。