留年した人のハナシ

留年しちゃったリケジョ、大学卒業しました。SEとして働いてます。

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生きがいがない人に勧めたい「死にがいを求めて生きているの」

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こんにちは、留年ちゃんです。

 

今日は大好きな作家、朝井リョウさんの新刊「死にがいを求めて生きているの」の感想を書きます。

 

相変わらず表現が美しいなというのと、朝井リョウさんの周囲を観察し、切り取る表現力は素晴らしいなと今回も思わされました。

 

生きがいのある人

今の日本で、明日にも死にそうって人はかなり少ないと思います。生きることには困らない世の中です。だからこそ、生きるという目的ではなく、いかに生きるかという点に重きが置かれ始めている。

 

作中では、生きがいについて、人を3種類に分けている。

  1. 生きがいが、家族や仕事などの他者や社会に向いている人
  2. 生きがいが、趣味など自分の好きなことに向いている人
  3. 生きがいがなく、生命維持のために生きている人

今の私は、2寄りの3にいると思う。

人生の楽しみはあまりなく、生命を維持するために、お金が必要だし、働いている。だから、積極的に死にたいとは思わないけど、今死んでもいいかなと思う時がある。

 

この本に、生きがいについての答えがあるわけじゃないかもしれない。ただ、やはり多くの場合は、生きがいが自分ではない他者に依存することは大きくて、それが幸福度に関連することが多いんだろうな。作中で、他者を愛しあってる人が一番幸せそうだもの。

 

www.ryunenchan.work

www.ryunenchan.work

 

 

 

螺旋プロジェクト

この作品は、螺旋プロジェクトというものに参加している作品らしい。

原始から未来までを舞台に「海族」と「山族」の対立を描くかつてないコラボレーション企画

9組の作家たちがそれぞれの時代を担当して作品を発表するようだ。朝井リョウさんは現代の平成の物語を描いている。

「螺旋」プロジェクト|つながる文芸Webサイト「BOC」ボック

 

今までの朝井リョウさんの作品にはなかったファンタジー要素が入っていて、また新たな一面を見せられた!と思いました。

 

また、海族と山族の物語って、他の作品とどれくらい関連してるのだろうか、とも気になってきました。他の参加されている作家の方々は、普段あまり読まない方ばかりなのですが、読んでみようかなぁ。

 

 

死にがいを求めて生きているの

死にがいを求めて生きているの

 

 

 

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